SUSTAINABILITY -環境への取り組み-

わたしたちは、農業の営みを通して、地球環境課題に取り組みます。私たち人間が安心して食べられる野菜は、豊かな土や綺麗な水を育む環境や我々人間の行いによって支えられています。 私たちがこの地球に生を受け、そして自然の素晴らしさに恩恵を受けてきたように、未来を生きる子孫へより良い環境を継承していけるよう取り組んでいます。
「 真のオーガニック 」を目指して
私たちは、作物の栽培をはじめ、事業過程において、人間を含む全ての生命の持続性について配慮され、そして地球環境が再生されていく未来を目指します。その未来のために下記の3つの目標に向けて取り組んでいます。
1.「環境再生型」の農法で栽培する
2. 事業における再生不可能なエネルギーをゼロにする
3. 事業における石油由来の資材の使用をゼロにする
1.「 環境再生型 」の農法で栽培する
無農薬無化学肥料、及び段階的な不耕起栽培を進め作物を育てています。無農薬無化学肥料の栽培は、人体への影響および、その土地の生物多様性や土壌・地下水への悪影響を避けることができます。また不耕起栽培によって、土壌有機物や水分、二酸化炭素などの保持・蓄積をします。悪影響は避け、生物多様性や水や二酸化炭素などの保持・備蓄を通して、豊かな環境の再生・保持を目指しています。
<課題>
畑作は無農薬無化学肥料、そして段階的な不耕起にて栽培しています。しかしながら稲作においては、時に作物が病気にかかってしまい、稀に周辺作物や生産者の田畑への蔓延を防ぐために農薬散布を避けられない状況があります。病気への耐性また抑止力を高める栽培・管理方法を確立していくことが課題です。
2.事業における再生不可能なエネルギーをゼロにする
私たちは、事業における再生不可能なエネルギーをゼロにすることを目指しています。気候危機は食糧の安定供給にも密接に関係しており、安定した気候がなければ、食糧の安定供給も危ぶまれます。我々の事業において農業機械や作業場での電力、また輸送等においてまだまだ化石燃料由来のエネルギーに頼っています。現状農業機械においては、機械のエネルギー効率のシミュレーション、また農業事業者へのヒアリング等によって、最もエネルギー効率の良い機械を選択するなどしています。
<課題>
上記のように、私たちは再生不可能なエネルギーに依存している状況です。先ずは作業場での電力の再生可能エネルギーへの切り替えや農機械等の使用エネルギーの削減、変換が課題です。
3.事業における石油由来の資材の使用をゼロにする
石油由来の資材は安価で扱いやすいメリットがありますが、供給過程における採掘や精製、また廃棄やリサイクル過程において、土壌や地下水汚染、また温室効果ガスの排出など多くの環境負荷を与えています。私たちは、出荷時の梱包資材に限りなく石油由来の資材の使用を避けることを目的に、新聞紙・段ボールなどリサイクル過程における環境負荷の少ない資材を優先的に使用します。
<課題>
石油由来の資材の使用については、ビニールハウス、マルチシート、苗を育てるポットやセルトレイなど数多くあります。これらは翌年に再利用し、再利用率を高めることをしておりますが、抜本的な素材の見直しが必要です。