私たちにとってオーガニックであること、農薬や化学肥料を使用しないことは特別なことではなく基本です。

残留農薬を考慮し、３年にさかのぼって農薬化学肥料の使用歴があった圃場は、原則的に出荷しません。また窒素や硝酸態窒素の身体への負担を最小限にするため、無肥料もしくは圃場からとれた植物性の堆肥を主な肥料としています。

固定種や在来種、古来から日本で守られていた伝統野菜の種にこだわっています。身土不二や地産地消の本質はその種の由来にこそあると考え、私たちが育てる野菜の約90%以上が固定種（伝統野菜含む）になっています。遺伝子組み換えやそれに準ずる技術の種は使用していません。

環境への悪影響、ゴミの問題、原料のトレーサビリティを考え、有機JAS認証規格のものであっても市販の資材等の使用は最低限とし、将来的に不使用を目指します。

農産業による温室効果ガス排出量が全体の13.5%を占めるという問題に私達は向き合い、この解決に取り組みます。健康な土壌が吸収する窒素を最大化するため耕運は最小限にし、また段階的な不耕起栽培を進めています。

私たちはFUUSHIKAの価値観を多くの人とシェアすること、願いを同じくする仲間と共に行動することを大切にしています。