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きょうのやさい 2024夏至
by organicFUUSHIKA
一年の内でいちばん昼が長く、夜が短い夏至。夏至を迎えると、お天道様の一年はもう折り返しなのかと少し焦る。八ヶ岳の四季は、冬が圧倒的に長くて夏が極端に短い。この先、突然夏が飛び込んできて、秋が転がるように過ぎ去り、長い冬が覆うまで、日々の食卓を鮮やかに照らしてくれるのは今を生きる畑の作物たちだ。...
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きょうのやさい 2023立冬
by organicFUUSHIKA
私の住んでいる村に初雪が降った。友達が採ってきてくれた柿は軒下に吊るして、今年は高い所もズク出して揉むぞと心に決める。ぽかぽか太陽の下、娘と並んでお弁当が食べられる陽気な季節も終わり。秋の楽しみが過ぎ去ったことを憂いていた矢先、フウシカオーガニックからはピーンと張った小松菜やカブ、日差しを浴...
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きょうのやさい 2023寒露
by organicFUUSHIKA
空を見上げると鱗雲とトンボ。トンビが空高く舞っている。少し時間ができたからと、フウシカオーガニックの薫ちゃんがお野菜を直接届けに来てくれた。コンテナの中には鮮やかな夏野菜と共に、柔らかな水菜や辛子菜、小松菜も入っていて気分が上がる。これだけの種類のお野菜を育てることは勿論のこと、広い畑で個別...
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きょうのやさい 2023処暑
by organicFUUSHIKA
私の暮らす標高1150mの八ヶ岳山麓では、お盆を過ぎたら秋の気配。例年だったら、もう半袖だと心もとないのだけど、どうやら今年は少し様子が違っている。空の色や風に秋が入り交じるけれど、日中の暑さにはまだまだどーんと夏が居座る。2歳の娘は家の中ではおむつ丸出し。私が土の付いた手袋でも洗おうかと外...
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きょうのやさい 2023立秋
by organicFUUSHIKA
朝夕の空に秋の気配が混じり合い、短く濃厚な八ヶ岳の夏は早くも終盤。今年の酷暑には色々と憂い思うこともあるけれど、太陽の季節ともそろそろお別れかと余韻に浸りそうになった頃、フウシカオーガニックより夏のエネルギー満タンの野菜達が届いた。
「フウシカ野菜の定期便 2023年8月8日」ー本日のお品書...
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きょうのやさい 2023小暑
by organicFUUSHIKA
今年もフウシカオーガニックの野菜の定期便が始まった。手にした途端、「元気」を感じる小包は、ひんやりと少し湿っている。開封はいつも娘が独占。
特別な存在感を感じる、フウシカオーガニックのカリフラワー。むぎゅっと固く詰まった姿に健気な逞しさを感じ、なんだかとても愛おしい。娘は固くて嫌がるかと...
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好き嫌いはあってもいいんだよ(後編)
by organicFUUSHIKA
好き嫌いは、野生だ
好き嫌いの感覚を持っているのは人間だけではありません。
自然界の動物は、病気になると自分の味覚や嗅覚等を使って、自分が食べるべきものを選んで摂取します。
食べる物の選択=命の選択といっても過言ではないでしょう。
では、どうやって自分の食べるべきものが分かるのか?
その判断...
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好き嫌いはあってもいいんだよ(前編)
by organicFUUSHIKA
『好き嫌いをなくして、何でも食べよう』先日、ある小学校の近くを車で通りがかった時、ふと目に入った標語。うーん、まだこの言葉は当たり前のように言われているのか…、と思った私。皆さんも一度は見たり、聞いたり、誰かに言ったことがある言葉なのではないでしょうか。私も耳にタコができるくらい聞き、うんざ...
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野菜と民藝の器
by organicFUUSHIKA
フウシカ・オーガニック代表の森さんとお話するまで、農業における土壌の能力は人が作り出すものであり、土を耕し、多くの肥料を与えるほど美味しい野菜が収穫できると思っていた。でも森さんが行っているのは無肥料の自然栽培。土もなるべく耕さず、その土地が本来持っている力を引き出すのだという。それを聞いて、私の好きな民藝の器を思い浮かべた。
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